ハンノキ シラカバと同じカバノキ科の樹木で、花粉症の原因となります。山地に多く生えていますが、公園にも植えられているなど身近な樹木です。風に乗って遠くまで飛散します。 北海道に多く生育しており、花粉は春先の3月中旬から5月中旬までと、シラカバ花粉より少し前に飛散します。
扁桃・アデノイド肥大 扁桃、アデノイドは、のどの奥にあるリンパ組織です。 2、3歳頃より発育しはじめ、4〜6歳頃に最も大きくなり、その後は自然に縮小して行きます。 症状がなければ治療の必要はありませんが、症状が出現する場合は治療が必要となります。
良性発作性頭位めまい症 頭を動かした後、突然ぐるぐると回るようなめまいが起こります。 めまい自体は数秒〜1分ほどでおさまりますが、頭を動かすたびに、ぐるぐる回ることを繰り返します。 気持ち悪い感じや吐き気はしばらく続きます。 難聴や耳鳴りなどの耳の症状は伴いませんので、耳が原因とは気づかれず、最初に脳神経外科を受診される方も多いです。
起立性調節障害 成長期や高齢者に多く、起立時に心臓や自律神経が対応しきれず血圧が下がってしまい一時的な意識低下、ふらつきを生じます。 起立時にふらつきやめまいを感じ、目の前が暗くなる感じがします。 朝、全く起きれないなど重症となる方もいらっしゃいます。 夕方や夜になると症状がやわらぎます。
乗り物酔い 乗り物酔いは、神経から脳へ届けられる平衡、バランス感覚の情報が混乱することで引き起こされます。 三半規管の発達の未熟な学童期のお子さんに多く見られますが、逆に3歳未満の乳幼児では乗り物酔いは起こりません。
流行性耳下腺炎(おたふく) ・4歳未満の小児に発症することが多いです。 ・ムンプスウイルスが原因で、2〜3週間の潜伏期間を経て発症します。 ・腫れが出現する1週間前から、唾液を介して人にうつしてしまっている可能性があります。 ・感染しても症状が出ない方が3割ほどいます。 ・一度かかると免疫ができて再度感染することはありません。
顔面神経麻痺 ある日、突然顔半分の動きが悪くなる病気です。 ・目が片目だけ閉じれない ・鏡で顔が曲がって見える ・口が動きにくい ・ほうれい線が片方だけなくなった ・口角が下がり、食物(特に液体)が口からもれる
帯状疱疹 水ぼうそうを起こすウイルス(水痘帯状疱疹ウイルス)が原因となります。 初感染時は水ぼうそうとして発症しますが、水ぼうそうが治った後もウイルスは体内に残ります。 普段は免疫によってウイルスの活動が抑えられているため症状は現れませんが、免疫が弱まるとウイルスが再び活動し始め、帯状疱疹を発症します。 50歳以上の方に多い病気です。
三叉神経痛 顔面の左右どちらか一方に短時間の激痛が走る病気です。 痛みは数秒から数十秒程度か数分で自然に収まります。 しかし、痛みは繰り返し起こり、1日に数十回も起こる場合もあります。 中高年齢の方に多く見られますが、若年者でも起こる場合があります。