耳垢洗浄液の使い方

処方薬局により名称が異なります
・耳垢水
・ていねい水（テーネ水）
・耳垢除去剤

成分はグリセリンに重曹を混ぜた界面活性剤で、耳垢に直接作用することにより耳垢を軟化させ清掃しやすくします。

処方された日にすぐ使うのでなく、受診の前日から使用していただきます。
使用するまで室温で保存してください。

耳鼻科来院の前日夕方から使用します。

①耳を上にして横になり、薬を５滴以上耳の穴に直接さしてください。
②5分程度そのままの姿勢を保ちます。
③ガーゼ、ティッシュを耳に当てて体を起こし、流れ出た液を拭き取ってください。

以上を夕方から寝るまで1時間間隔で繰り返します。

片耳に点耳薬１本を使い切るつもりで使用してください。

薬を冷蔵庫で冷やして使うと、耳に入れた時痛みやめまいが出現します。
室温で保存してご使用ください。

来院日の朝に、残った薬を全て耳に入れてください。

来院後、耳の中をぬるめに温めた生理食塩水で洗浄します。

柔らかくなった耳垢が洗浄され外に出てきます。
洗浄後、残った水、耳垢を医師が診察して取り除きます。

薬剤が耳の奥まで届いていない場合、耳垢が硬いままで残り、１回の処置で取りきれない場合があります。
この場合は数回同じ処置を繰り返す場合があります。