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医師紹介

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加齢性難聴

特徴

年齢が進むと内耳の機能が低下し、徐々に両耳の聴力が低下していきます。
個人差が大きいですが、一般に50歳代になると高音域から中音域にかけて聴力低下が目立ってきます。
内耳性の聴力低下のため、聴力検査の結果と比較して、言葉の聞き取りが悪くなることが多いです。

加齢性難聴


診断

ある日突然ではなく、ゆっくりといつの間にか両耳が聞こえにくくなっている。
本人は気づいていない場合や家族が気づく場合も多い。
耳あか、中耳炎などの有無を確認。
聴力検査で高音域中心の両耳の検査。
過去の結核の治療の有無など薬剤性難聴の有無を確認。
工場や音楽などの騒音環境の確認。


治療

お薬による聴力の改善は期待できません。

難聴の程度、本人・ご家族の要望に応じて補聴器を考えます。


コミュニケーション

加齢難聴は、ただ聞こえないという不便さだけでなく、話すことが億劫になり疎外感やうつ気味になる、聞き返しが多くなり会話が進まず、人言関係がギクシャクする、聞こえたふりをしているうちに辻褄が合わなくなりコミュニケーションがうまくかなくなるなどの、高齢者の孤立化・引きこもりを招きます。
加齢性難聴の方は認知症やうつになりやすいといわれています。

補聴器


みつざわ耳鼻咽喉科クリニック