味を全く感じない、以前とは違った味に感じるなど、味覚全般の異常です。
近年増加傾向にあります。
自分では気づかずに、一緒に嗅覚にも異常をきたしている場合もあります。
・亜鉛の欠乏
・貧血などの全身性疾患
・薬剤による影響(血液中で亜鉛が薬剤と結合してしまい、亜鉛不足となります)
・舌炎、口内炎などの口腔疾患
・感冒後
・精神神経疾患
・嗅覚障害(風味障害)
・唾液分泌異常
血液検査で亜鉛濃度や貧血の確認をします。
必要に応じて口腔内の菌の検査も行います。
亜鉛含有製剤の内服を行います。
明らかな原因がある場合には、その対処が必要です。
漢方薬を使う場合もあります。
普段の食事で、亜鉛を多く含んだ食品を摂取するよう心がけてください。