扁桃、アデノイドは、のどの奥にあるリンパ組織です。
2、3歳頃より発育しはじめ、4〜6歳頃に最も大きくなり、その後は自然に縮小して行きます。
症状がなければ治療の必要はありませんが、症状が出現する場合は治療が必要となります。
扁桃・アデノイドが大きくなり、鼻閉、口呼吸、いびき、睡眠呼吸障害を起こします。
扁桃、アデノイド両方腫れる場合と.いずれか一方のみが腫れる場合があります。
アデノイド肥大の場合には、中耳炎の原因となる場合もあります。
症状がなければ治療の必要はありません。
夜間呼吸障害など症状が強い場合は手術が必要となります。
入院、全身麻酔での手術となります。
手術時間は概ね30〜45分程度、入院期間は病院により差がありますが、1週間程度となるケースが多いです。