口の中の細菌が唾液の管を伝わって耳下腺に感染し、炎症をおこします。
原因ははっきりわかっていませんが、アレルギー、ウイルス、ストレス、むし歯などが原因になると考えられています。
お子さんに多い病気であり、おたふくかぜとの区別が難しいケースも多いです。
おたふくかぜとと異なり、反復性耳下腺炎には以下のような特徴があります。
・はれるのは片方
・熱は微熱程度
・痛みは強くなく、2〜3日で治る
・他人にうつらない
・何度も繰り返す
はれの程度によって抗生剤や痛みどめを使います。
唾液がたくさん出るような酸っぱいものはひかえた方が楽です。
徐々に炎症を起こす回数が減っていき、10歳頃には自然と治ります。
口の中の雑菌から感染しますので、うがいや歯磨きの習慣が大切です。
他人にうつすことはないので、登校は可能です。
しかし、おたふくかぜと見分けがつかないことも多く、大事をとって休まなくてはならないケースも多いです。
血液検査でおたふくかぜの免疫があることがわかっている場合は、お休みする必要はありません。